飲み会は太る?翌日にできる対策まとめ

ダイエット

 

食べ過ぎた次の日に体重計に乗ると、体重が増えていてびっくりすることってありますよね。

そんなとき、焦って食事を抜いてしまいたくなりますが、それはかえって逆効果。

今回は、食べ過ぎた次の日に体重が増える原因と、リセットする方法をご紹介します。

 

目次

 

 

1. 食べ過ぎた次の日に体重が増えるのはなぜ?

食べ過ぎた次の日、想像以上に体重が増えてしまっていることがありますが、それはなぜなのでしょうか。

 

1-1. 体重が増える理由

「いつもより食べ過ぎたな」と感じた翌日、体重の数値が増えていたら罪悪感を覚えてしまいますよね。

ですが、体重の数値は1日の中でも変動し、女性であればホルモンバランスにも大きな影響を受けます。

 

体重の変化の原因は主に「水分」。

 

食べすぎた翌日に体重が増えてしまうのも、水分の影響です。

体重の内訳は筋肉、体脂肪、水分、そのほかの内臓や骨ですが、

体重の数値が変化した場合は、「何が変化したのか」を見極めることが重要です。

 

1-2. 増えた体重は何由来?

食べ過ぎによって体重が増えた場合、増加した分はほぼ「水分」です。

 

実は、前日食べすぎた分のカロリーが翌朝体脂肪に変換され、体重の数値をアップさせてしまう・・・なんてほど体脂肪の蓄積スピードは速くはないんです。

 

水分が増える原因は、糖質と塩分の過剰摂取。

 

糖分と塩分は水分を溜め込む性質があるので、体内の水分量が増えて身体がむくみ、見た目にも変化が現れます。

 

一時的な「食べ過ぎ→体重増加」の変化に惑わされることなく、上手にコントロールしていくことが大切です。

 

 

2. 食べ過ぎをリセットする方法

 

食べ過ぎによって増えた体重の内訳は「水分」であることがわかりました。

それでは、うまく水分を排出して食べ過ぎをリセットするためには、どうすればいいのでしょうか。

 

2-1. 食べ過ぎのリセットに必要な期間

食べ過ぎた場合に必要な調整期間の目安は3日~1週間程度。

もしかしたら長いと感じる方もいるかもしれませんが、焦って調整しようとすると、余計に身体のバランスが崩れてしまいます。

 

誰もが、毎日パーフェクトな食生活を実践することはできません。

「昨日食べ過ぎちゃった」とネガティブになるより、

「今日は身体に優しいもので調節しよう」とポジティブに考えるほうが、

スムーズに体重を戻すことができ、食事を楽しみながら体型をコントロールする習慣が身につきますよ。

 

 

2-2. 食べ過ぎた次の日に効果的なむくみ対策

食べ過ぎた翌日のむくみの原因は、過剰な塩分摂取によって、体内のミネラルバランスが崩れること。

ミネラルバランスは「カリウム」と「ナトリウム(塩分)」によって調整されるので、

バランスを取り戻すためには「カリウム」が必要です。

 

カリウムは生野菜やフルーツから摂取するのがおすすめ。

また、カリウムは水分で流出してしまう特徴があるのですが、

スープや味噌汁であれば、流出したカリウムも一緒に摂れるのでいいですね。

 

また、食べ過ぎた場合は身体の代謝が活発になるので、水分(尿)の排泄も増加します。脱水症状にならないように、こまめな水分補給も重要です。

 

 

2-3. 食べ過ぎた次の日の食事スケジュール

翌日の食事で大切なポイントは、

「食べ過ぎた栄養素を控えて、不足している栄養素を補うこと」

食べたものを代謝するためには、ビタミンやミネラルなどの栄養素が欠かせません。

 

食べすぎた翌日は、調節のために「抜く」のではなく、「補う」ことが重要なのです。

 

おすすめなのは、以下のようなメニュー。

・具沢山の味噌汁

・野菜スープ

・豆腐

・お浸し

・海藻類の酢の物

・サラダ

・フレッシュフルーツ

 

野菜はなるべく色の濃い緑黄色野菜を選び、肉や魚は脂身の少ない部位を選びましょう。

例えば、食べ過ぎた日の食事がピザやパスタだとします。

「糖質」と「脂質」は十分に摂取できていますが、「たんぱく質」が不足していそうですね。

このように、食事内容から不足しているものを考えて摂取してみるといいですね。

 

 

3. ダイエット中の食べすぎを防ぐ方法

 

ダイエット中、何かの拍子で食欲が爆発して、食べ過ぎてしまうこともありますよね。

そもそもダイエット中の食べ過ぎを防ぐためには、どうすればいいのでしょうか。

 

3-1. ダイエット中に食べ過ぎてしまう原因

ダイエットしているのについ食べ過ぎてしまう主な原因は、以下の2つです。

 

3-1-1. 食事量が足りていないから

 

1つ目は単純に「足りないから」。

食事量が足りないために満腹感が得られず、身体に必要な栄養素も不足していると、

脳が「足りない」と判断してもっと食べるようにと指令を出します。

食事量が少なすぎると、「食べるメカニズム」をオンにするきっかけになってしまうんです。

 

3-1-2. 食事が楽しめていないから

2つ目は食事を楽しめていないから。

引き算式のダイエットをしていると、本当は食べたくないメニューを仕方なく食べるというケースが多いです。

その場合、当然食欲は湧きませんし、本来食事をする上で重要な五感もよい刺激を受けられません。

食欲をコントロールする「中枢」はこの五感の影響を受けているので、いつまでも満腹中枢が刺激されずに、食べ過ぎにつながってしまうのです。

 

 

3-2. ダイエット中の食べ過ぎを防ぐ方法

ポイントは、「食事量を減らさずにしっかり食べること」と「食事を楽しむこと」です。

なんだかダイエットとは真逆のことを言っているようですが、これが一番大切なんです。

「必要な栄養素を補う食事」を意識し、食事の「量」ではなく「質」をå変化させられるといいですね。

具体的には、ビタミンやミネラルの供給源となる野菜、海藻、きのこ類などを追加し、主菜となる肉や魚もしっかり食べる必要があります。

食事のバランスが整うと、身体の栄養不足が解消されて、自然と食べ過ぎない身体になれますよ。

 

 

まとめ

今回は、飲み会の翌日にできる、太らないためのポイントをまとめました。

ポイントは、「不足している栄養素(食材)を補うこと」。

焦って短期間で調整しようとせず、ある程度のスパンでバランスを整えることを意識して、楽しみながら食事をする習慣を身につけましょう。

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