ポツンと肌に赤みができると、ついテンションも下がってしまいますよね。
ニキビは、からだのリズムや生活スタイル、そして栄養バランスやストレス、いろいろな原因が複雑に絡み合ってできやすくなります。
今回は、そんなニキビを食事の面から改善する方法をご紹介します。
目次
この記事の目次
1. ニキビの原因になる食習慣
肌のトラブルは、栄養バランスが乱れた結果とも言え、ニキビにも深く食生活が関係しています。
1-1. 脂肪分・糖分の取りすぎ
脂っこい食事やインスタント食品、甘いスナック菓子の食べ過ぎは特に注意が必要です。
脂肪分や糖分は皮脂の栄養となりやすく、過剰にとると皮脂の分泌も増加。
皮脂が毛穴に溜まり、ニキビにつながります。
また、脂肪分や糖分が体内に入ると、肌を健やかに保つビタミンB群が代謝のために大量に消費されて不足がちになってしまいます。
皮脂分泌のコントロール機能が乱れて肌が脂っぽくなり、ニキビ肌になります。
1-2. 過度なダイエット
逆にカロリーを抑え過ぎる無理なダイエットも禁物です。
肌に栄養が行き渡らずに荒れたりと、ニキビができやすい状態に。
大切なのは、栄養を考えながら、バランスよく食べることです。
2. ニキビの改善にきく栄養素
毎日の食生活は、肌にそのまま出てしまうもの。
ニキビを改善し、健やかな肌を育むためには、ビタミンの摂取が必要です。
2-1. ビタミンB群
ビタミンB2は、ニキビの要因でもある皮脂の分泌をコントロールしてくれます。
忙しさや激しい運動で疲れた時、また妊娠中も不足しやすいビタミンなので注意です。
皮膚炎の予防に働くビタミンB6とともにトラブルのない肌コンディションへと整えます。
また、ビタミンB群はからだに蓄積されにくいので、日々の食生活できちんと補うことが大切。
B1・B2・B6などは一緒に摂取することでより実感しやすいですよ。
- ビタミンB2を多く含む食材
牛肉・豚肉・牛乳・納豆・⻘魚など
- ビタミンB6を多く含む食材
いわし・さんま・鮭・いか・バナナなど
2-2. ビタミンC
ニキビ跡を防ぐために一緒に摂りたいのがビタミンC。
抗酸化作用をもち、ビタミンBとともに肌の再生をサポートします。
シミや陥没などのニキビ跡が気にならない肌に整えてくれますよ。
●ビタミンCを多く含む食材
トマト・キウイ・いちご・レモンなど
2-3. ビタミンE
ビタミンEは、ホルモンバランスを整える働きがあります。
ビタミンEは脂溶性ビタミンといって、油脂との相性がいいビタミン。
炒め物など、油と一緒に調理すると吸収がアップします。
- ビタミンEを多く含む食材
いわし・うなぎ・オリーブ油・小⻨胚芽など
3. まとめ
今回は、ニキビにとって重要な栄養素について紹介しました。
ポイントは以下の通りです。
・脂質・糖質の取りすぎに注意!
・過度のダイエットはニキビに禁物!
・ビタミンを積極的にとろう!
結局は、バランスのとれた食事をとるのが一番です。
美味しく健康的な食事で、肌を内側から美しくしていきましょう。
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